XM(エックスエム)は、海外FX業者のTradingPoint社のサービス名です。2009年にFXのサービスを開始し、今年2017年で8年の歴史があります。
XMは、元々TradingPointとしてFXのサービスを提供していましたが、その後XEMarkets、XEMarketsの略称であるXMへとサービス名を変更してきました。
2017年には、「XM」と「XMTrading」の2つのサービス名が存在します。どちらもTradingPointですが、XMがキプロス、XMTradingがセーシェル運営となっています。
日本語で口座開設が可能なのは、XMTradingのウェブサイトからです。どちらも日本居住者を対象にサービスを提供していません。
XMの口座の種類
XMは、3種類の口座タイプを用意しています。
「マイクロ口座」「スタンダード口座」「XM Zero口座」です。マイクロ口座は、1ロット1,000通貨単位、スタンダード口座とZero口座は、1ロット10万通貨単位です。
資金が数万円と少ない場合は、マイクロ口座で口座開設した方が資金を効率良く投資にまわせるでしょう。一般的には、スタンダード口座を選択し口座開設をします。
XM Zero口座は、スプレッドが0~の口座です。スキャルピング取引を活用する人向けですが、スプレッドは固定ではなく変動なので、平均0.3pips程のスプレッドがあります。
また、1ロット10万通貨往復で10ドルの手数料がかかりますので、凄くお得かと言えばそうでもありません。
XMの最大レバレッジ
XMは、最大レバレッジ888倍を提供していることでも有名で人気の理由になっています。
他の海外FX会社では、300倍や500倍が一般的なのに対し、XMでは888倍です。最大レバレッジが高いということは、必要証拠金も安くすむということです。
例えば、ドル円が100円の時に、1ロット(10万通貨)を買おうとする際の必要証拠金は、下記の計算式で算出されます。
- 100円×10万通貨=100万円
- 100万円÷888倍=1,126円
1126円の必要証拠金で、ドル円を10万通貨取引できることになります。
また、スタンダード口座では、0.01ロット(1,000通貨)から取引できるので、1000通貨であれば112.6円の必要証拠金です。マイクロ口座は、1ロット1000通貨で、こちらも0.01ロット(10通貨)から取引できます。10通貨であれば、約1円のみの必要証拠金です。小学生のお小遣いでもFX投資をすることができるのです。